ひらひらくるくる

風のたよりの裏側へようこそ

前向きに生きなきゃならんのか?

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

管理人のかざひなです。

 

この連休中は絶対ショッピングセンターみたいなところに行くもんかと心に決めています。

 

お給金もらってないのに、たくさんの人の波に揉まれてたまるか。

 

それでも、天気が良くて本屋に出かけました。

 

ここ数年で、心の疲れが取れるじゃないけど、気持ちが軽くなるとか前向きになるとかそんな本がいっぱい出てきたなぁと感じます。

 

心の疲れ、取りたいね。分かるよ。

心が疲れると何にもしたくないどころか自分の好きな事ですら興味が無くなるもんね。

本当に寂しい事だと思います。

管理人も経験があります。

 

でも、「前向きになるため」みたいな本は少し不思議に思います。

前向きにならなきゃいけないのかい?

 

今まで生きてきて「前向き」に生きてると考えた事はなかった。

後ろも向いていなかったけど。

 

その時の自分の気持ちだったり環境を見つめて立ち止まったらいかんのかい?

 

立ち止まってても時間は進む。

時間は自分の気持ちに折り合いをつけてくれる。

そんな風に管理人は思うのです。

 

管理人は常に「自分」しか見てないのかもしれません。

前も向いてないし後ろも向いてない。

 

「今」自分がどういう感情でどうしたいのか。

そんな事しか考えてないように思います。

 

時間は有限だから、無理矢理前を向かなきゃいけない時もあるのかもしれない。

 

でも、前を向くより「今はこうなんだ」って思うだけの方がとても楽になる気がする。

そして管理人はそっちの方が前に進んでいる。

進むだけじゃなくて、立ち止まって「天気が良くて気持ちいいなぁ」とか「お腹すいて悲しいなぁ」とか「働くの疲れたなぁ」とか。

そんなふうに今の自分の気持ちの確認をするのも大事なのかなと。

 

言葉にしても、文字にしてもよくて、自分から湧いてくる気持ちを客観的に知るのが良いのかなって。

 

何も思えない日があったっていいと思う。

何も思えなかったなって相当疲れているよ。

 

管理人はそんな日は何も考えずに、あったかい飲み物飲んでぼんやり一点を見ています。

見てるのか見てないのか分からないけれども、時間の概念が無くなるぐらいに「ぼーっ」と。

頭の中のぐるぐるを空回りさせながら「ぼーーーー」っと。

 

そうやって気づけばなんとか乗り越えてきてるから、それで良いのじゃないでしょうか。

 

前向きに生きようと努力してる人もいて、それで自分を鼓舞してる方もいる事は重々承知しています。

 

ただ、管理人のように前を向いて生きることに向かない方もいるのかなぁと。

 

前を向く事に疲れたら別に寝転んでも良いんじゃないかなぁと管理人は思うのです。