傷がたくさんついている少し古くなった引き戸を音を立てて開ける。 「いらっしゃーせー!」 カウンター席とテーブル席1席のこじんまりとした店内だ。 見回してどうやら満席のようだ。 ふと、右手側を見やると券売機が置いてある。 券売機では1人の男が立ち尽…
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